気象弁護士ヒロ　思わず空を見上げたくなる♪♪：SSブログ

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2020年04月28日｜ 2020年04月29日｜2020年04月30日ブログトップ

学校９月始業・入学に変えるのは今でしょ！インターハイも９月以降に　 [閑話休題]

不謹慎な表現だが、新型コロナは千載一遇のチャンスかもしれない。

学校を９月始業・入学にすべきだ、という機運が高まっている。

大いに賛成したい。

もともと海外の留学との関係で日本の学校も９月スタートにすべきだという議論があった。

世界のほとんどの国では９月にスタートする。

東大は2011年に国際化を進めるために秋入学を検討したが、高校卒業後に半年の空白期間が生じることなどから見送った。

その“半年の空白期間”は、まさに今の新型コロナの感染拡大で生じている学校の休業期間とほとんど等しくなりそうだ。

自治体によってはすでに５月末まで休校を決めている。

７月に入ればすぐに夏休みだ。

９月始業・入学にしたとしてもほとんど変わりない。

空白期間だけの問題ではない。

深刻なのは家庭環境や地域による“教育格差”が生じていることだ。

すべての生徒や学生がオンライン授業を受けられる環境にあるわけではない。

オンライン授業を受けられても、学校によって質や量はまちまちだ。

学力差が生じ、受験が不公平になると懸念されている。

教育基本法は「教育の機会均等」を保障している。

９月始業・入学にすることで、全員が９月から平等に教育を受けられるようになる。

また、すでに中止が決まった全国高校総合体育大会（インターハイ）や全国中学体育大会も９月以降に日程を組み直すことができる。

受験シーズンも冬から春になり、インフルエンザや雪に悩まされなくて済む。

９月始業・入学に反対する理由が見当たらない。

既得権を守ろうとする頭の固い人間は反対するかもしれないが・・・

中世に広がったペストは宗教改革やルネサンスの引き金になったと言われている。

今の新型コロナのピンチをチャンスに変えようではないか。

９月始業・入学へと日本の学校制度のルネサンスを進める絶好の機会だ。