気象弁護士ヒロ　思わず空を見上げたくなる♪♪：SSブログ

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2020年05月03日｜ 2020年05月04日｜2020年05月05日ブログトップ

20代女性が“陽性”と知りつつ高速バスで東京へ！韓国では裁判沙汰に　 [閑話休題]

山梨県は昨日、PCR検査で陽性と判定された20代女性会社員が、感染していると連絡を受けたにもかかわらず高速バスに乗り、自宅のある東京都内に帰ったと発表した。

警鐘を鳴らす意味で、この事案の詳細を伝えたい。

この女性は4月26日に味覚や嗅覚に異常を感じたあと、28日まで都内の勤務先に出勤していた。

29日に新宿発山中湖旭日丘行きの高速バスを利用して山梨の実家に帰省。

30日には山梨県内にある友人の家でバーベキューをした。

その後、勤務先の同僚が新型コロナウイルスに感染していることが分かり、女性は5月１日にPCR検査を受けた。山梨県は女性に実家に待機し、公共交通機関の利用を控えるよう要請した。

2日午前9時ころに山梨県は女性に“陽性”を電話で伝えた。すると、女性は「1日夜の高速バスで自宅に戻った」と説明。しかし、これは虚偽の説明であり、実際には、県から電話を受けた直後の2日午前10時台に、富士急ハイランドのバス停を出て、新宿に向かう高速バスに乗り、東京に戻った。

山梨県は女性の濃厚接触者などを詳しく調べている。

この女性に何らかの事情があったのかもしれない。

とはいえ、周りの人に感染させる危険性を考えると、この行動は取りえない。

自分の命だけでなく、他人の命も考えてほしかった。

ちなみに、韓国では同様の事案で裁判沙汰になっている。

感染が疑われた19歳の女性は行政当局から隔離措置が求められていたが、女性は無視して母親と一緒に観光旅行をした。旅行後に母娘は陽性と判明。行政当局などが母娘に民事訴訟を提起し、１億3200万ウォン（約1200万円）の損害賠償の支払いを求めた。この母娘の濃厚接触者は47人いた、という。

“うつらない、うつさない”

一人ひとりの意識と行動が未来を変えていく。