130台以上の多重事故の原因は地吹雪！“大寒”の今日も寒さが厳しい：気象弁護士ヒロ　思わず空を見上げたくなる♪♪：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

河野太郎をワクチン担当大臣に！接種が最も..｜河井案里被告は有罪か無罪か、今日判決！有.. ブログトップ

130台以上の多重事故の原因は地吹雪！“大寒”の今日も寒さが厳しい　[防災のはなし] [編集]

昨日、東北道で130台以上が絡む多重事故が発生し、１人が死亡、10人が負傷した。

当時は荒れた天気で“地吹雪”が発生したとみられる。地吹雪とは、地上に降り積もった雪が強風で吹き上げられる現象だ。

事故現場では風速30メートル近い非常に強い風が吹いていた。積雪は10センチほどあったが、強風によって雪が吹き上げられ積雪が６センチになったという。４センチ分の雪が乱れ飛んだことになる。

このため視界が白一色になる“ホワイトアウト”現象が生じたと思われる。方向感覚などが麻痺するため車の運転は極めて危険だ。

運転中にホワイトアウトが生じたら、すぐに安全な場所を見つけて停車することだ。ハザードランプを点灯させ、地吹雪が収まるのを待とう。

できればエンジンを切って待ちたい。ただ、寒くて我慢できないときは、エンジンをかけて暖房を入れてよいが、一酸化炭素中毒になることがないよう、マフラー周辺の除雪や換気を忘れてはいけない。

今年の冬は厳しい寒さが続き、記録的な大雪となっている。今日は二十四節気の“大寒”だ。これから寒さが最も厳しくなる。